安くしてほしいと言われる…クライアントへの向き合い方|フリーランスデザイナーの悩み

安くしてほしいと言われる〜フリーランスの悩み

フリーランスデザイナーになり、4年目となった今。

未だに、「料金をどれくらい請求するか問題」は私の頭を悩ませている。

中には、「今回は予算がそんなに出せないから、できるだけ安くしてほしい…」と、毎回のようにおっしゃるクライアントや、後から後から追加の要望を求めてこられるクライアントさん。

「これだけ時間と自分の力を使っているのだから、もっとお金を払って欲しい。このままじゃ、疲弊してしまうよ…」
「私なら何でも聞いてくれそうだからと、私のことを軽く見ないでよ!!!!」

きっとこんな経験をしたことのあるフリーランスの方、私だけじゃないと思います。

今回は、そんな問題と向き合った結果、大切だと気づいた3つのことをご紹介したいと思います。

「困っている人がいたら、助けてあげなければならない。」という思い込みを捨てる(自分のことを大切にする。)

もっと、自分を優先してもいいんだよ

「困っている人がいたら、助けてあげなさい。」
私は、小学生の頃からそのように言われて育ってきました。

このことは、正しいし、とても大切だと思う。

でもできれば、もっと別の言葉で言ってほしかった。
「困っている人がいたら、助けてあげなさい。」ではなくて、
「困っている人がいた時に、自分のできる範囲で手を差し伸べようとする、思いやりの心を忘れないで。」と、教わりたかった。

確かに、困っている人がいたら助けてあげる気持ちを持っていることは大切だと思う。
でも、自分がいっぱいいっぱいなのに他人を優先したり、自分を犠牲にしたりしてばかりいるのは、違う気がする。
それで、自分も相手も幸せなの?

自分にも余裕がないのに人を助けることばかりしていると、心はどんどんすり減ってネガティブな気持ちになってしまう。

なので、私は相手のことばかりを優先するのではなく、自分のことも大切にして、バランスを取っていこうと決めた。

「予算があまりないから・・・」
そんなクライアントさんの困りごとばかりを優先して要望に一生懸命応えるのではなく、自分のこともちゃんと大切にして、応えられること応えられないことの線引きをしていこうと決めた。

この本は、個人事業主として、仕事と報酬のバランスを取ることが難しくて疲弊していた時に、私を助けてくれた本です。
とても参考になりました。ぜひ読んでみてくださいね。

心の中で怒っていい、ブチギレていい

自分の本心に気づいてあげよう

「今回は予算があまり出せないから・・・」と毎回言われたり、
「(報酬が)とても安くても、今人手が足りないので、今後もできるだけ仕事を引き受けてほしい」と言われたり、
「これもできますか?これもお願いします。」と後から後から追加のご要望を言われたり。

私は、思っていました。
クライアントさんの都合があるんだろうな。
自分が応えてあげることで、クライアントさんを助けることができる、喜んでもらえると。

でも、本心の本心は、悲しんでいました。怒っていました。

そう、本心に気づいてあげて、怒っていいんです、ブチギレていいんです。

誰もいない部屋で、声に出してブチギレてみたり、
紙に感情をなぐり書きしてみたり。

そんな自分の本心を一旦、受け止めてあげることはすごく大切なんです。

それだけでも、少しスッキリします。

少し心のモヤモヤがスッキリした後に、今後どうしていけば、自分も気持ちよくお仕事ができるか?ということを考えていけば、少しずついい方向へ改善していくことができるでしょう。

「新たなビジネスモデル」を考えてみる

もっと気持ちよくお仕事できる方法はないかな?

本当は大好きなはずの、デザインのお仕事。
心からクライアントさんのために良いものを作りたいと思っても、時間や労力と、いただける報酬とのバランスで、結局心が疲弊しちゃう…
そんな方も、少なくないのではないでしょうか?

もちろん、「単価を上げる」という努力をすれば良いのでしょうが、私の性格上、これまで関係を続けてきた方や応援している方にその交渉をするのは、とてもストレスのかかること…
毎回、案件をお受けする度に料金の交渉をすることも、なんだか疲れる…

そこで、持っているスキルや経験を活かして、1対1のサービスの他に、1対不特定多数の方に提供できるビジネスを展開できないか?
そのように、新たなビジネスモデルを考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、ホームページを作成できるスキルがあるのであれば、何かのメディアを運営してみる。
デザインのスキルがあるのであれば、そのスキルを教えることをビジネスにしてみる。
単なる「チラシの作成」ではなく、付加価値を付けたサービスを考えてみるなど…

私は今、自分のお仕事を気持ちよくできる環境を、模索しているところです。

そのための考えのヒントがたくさん詰まったほんに出会いましたので、皆さんもぜひ読んでみてくださいね。

まとめ

以上が、フリーランスデザイナーを4年経験して、大切だと思ったことです。
今後も、もっともっと幸せな自分と、もっともっと幸せな周りや社会をイメージして、日々試行錯誤をしていきたいと思います♪