嫌いな人がいたっていい|ちょっとスピリチュアルな話

ちょっとスピリチュアルな話〜嫌いな人がいたっていい

このクライアントさん、嫌い!!

以前から、チラシの制作をご依頼いただいているクライアントさん。

これまでに、そのクライアントTさん(仮)にイライラしてしまうことが、多々あった。

例えば、頼み事にお応えしてもお礼を言ってもらえなかったり、
デザインのご依頼が雑で、「よろしくお願いします」の一言もなく、内容だけを送りつけてきたり、
待ち合わせで20分待たされたり…。

そして今朝も、Tさんに完成したチラシデザインをお送りしたところ、既読無視をされ、またまたイライラ。。。

嫌い!!と思うことへの罪悪感

「Tさんには悪気はない。Tさんと自分の価値観が違うだけで、こんなことでイライラする自分が悪いのかもしれない…」

「『ありがとう』や『よろしくお願いします』の言葉をいただけないことに勝手にイライラするのは、自分のわがままかもしれない…」

そんな罪悪感が頭をよぎり、心のどこかで「嫌い!!」という自分の気持ちを否定してしまっている自分がいた。

嫌いな人は嫌いなままでいい

でも、自分が「嫌い」なものは「嫌い!!」って思っていいんじゃない?

だって、人それぞれ、好き嫌いがある。

いいとか悪いとかの話ではなくて、私は私に対して「ありがとう」と言ってくれない人や、自分が雑に扱われているような態度を取る人が嫌い。

食べものに好き嫌いがあるように、私にだって、人の言動に好き嫌いがあるんだ。

そう腑に落ちた私突然、心の中で「あ〜!!!!!!!嫌いっっっっ!!!!!!!!」って思い切り叫んだ。

イライラが、徐々にどこかに消えていった

すると、何と不思議。
さっきまで嫌いだった人のことが頭から離れて、「まぁいっか」という気持ちになってきた。

そしてそれから数時間後、Tさんからのメッセージ。
「いいですね!ありがとうございます」と、チラシデザインへの返信が届いた。

スピリチュアル系のお話でもよく、「嫌いな人は自分に何かを気づかせるために現れている」ということを耳にするけど、今回は「嫌いな人がいてもいいんだよ。自分の気持ちを素直に認めていいんだよ。」ということを気づかせてくれたんじゃないかな?と感じている。

後日談 (2024.8.3追記)

ある日、
自分に嫌な態度を取ってくる人について、「私のことを雑に扱っていいと思っているから、そうしているわけじゃない。その人は、デフォルトでそういう人なんだ。」
ということに、ふと気づいた。

これまで、嫌な態度を取られた時、「私のことを雑に扱っている」と感じて怒りが湧いていたけど、「私が原因で雑に扱われているのではなく、ただ単に、相手がそういうタイプの人なんだ。」という視点を持つことで、怒りが湧くことがだいぶ少なくなったので、シェア。

少しでも、誰かの心が軽くなったら、嬉しいです♪

本とガーベラ

旦那さんへの不満は自分への不満?自分に許可したらいい方向に☆