読書好きな人こそ、一度は読んでおきたい本「読書する人だけがたどり着ける場所」
お財布の紐が硬めの私でも、本屋さんに行くと、お財布の紐が緩む。
それくらい、私は読書が好きだ。
本を読む度に、ワクワクしたり、感動したり、成長したりするけれど、忘れてしまうことも多く、どれくらい自分の血肉となっているだろう?
思ったよりも、読書を消化しきれていないのではないか?
そんな私の、「本の読み方」をより深みのあるものにすることができた本に出会ったので、ご紹介させていただきたい。
※本ページはプロモーションが含まれています。
読んだきっかけ
数年前に、読書好きの妹がプレゼントしてくれた本。
ずっと読んでいなかったけど、読書する時間がたくさんできた今、ふと読んでみた。
本の内容
「読書が人生の深みをつくる」という前提のもと、「思考力を深める本の読み方」「知識を深める本の読み方」「人格を深める本の読み方」「人生を深める本の読み方」など、「本の読み方」について様々な角度から、述べられている。
序章〜第7章で構成されており、各章も短めのまとまりに分けて記述されているので、隙間時間などにも読みやすい。
特に響いたところ
「本を読む上で、このような視点があったのか!」「本を読むと、こんないいことがあるのか!」というような内容が、具体例とともにたくさん並べられていた。
例えば、こちらの文章。
人生を、自分だけで豊かに感じるのは実に難しいことです。自分がいまここに存在するのは、これまでの歴史の中でさまざまな人が生きてきたからです。そんなさまざまな人生を知って、「人生そのものの豊かさ」を感じられるようになるはずです。【引用:齋藤孝(2019) . 読書する人だけがたどり着ける場所,P153】
本を読み終わると、「本をたくさん読みたい!」という気持ちが、一層強くなった。
これまで、その時々で興味のあるジャンルの本のコーナーばかりを見て、本を選んで読んでいたけれど、これからはもっと幅広いジャンルの本を読んで、自分の人間性や感受性を、深めていきたいと思った。